ペルー各地での大雨被害について
平成29年3月16日
在ペルー日本国大使館
1 ペルーでは,ここ数日の豪雨の影響で,各地で河川の氾濫や洪水,土砂崩れなどが起こり,一部の地域では道路の冠水や床下浸水が発生している他,高速道路パナメリカナ・ノルテやパナメリカナ・スルの一部区間が通行止めになるなどの被害が出ています。
また昨日(15日)午後には,リマ市内のリマック川が氾濫し,大統領府に近いラ・ムラジャ公園などが浸水する被害も発生しました。
この大雨は,昨年12月から断続的に続いており,国家緊急センターによれば,これまでに大雨の影響で62名が死亡しているとのことです。また,大雨は4月中旬まで続くとの報道もあり,地域によっては更に甚大な被害が発生するおそれがあります。
2 つきましては,当面の間,現地当局が発表する警報や最新の気象情報,道路情報の収集に努め,大雨等による被害が予想される場合には渡航・外出を控える,又は日程・移動経路・移動手段・訪問地を変更する等,災害や事故に巻き込まれないよう安全確保に努めてください。
また,氾濫しそうな河川に近づかず,必要な場合には早めに安全な場所に避難する等の安全対策について,あらかじめ確認しておいてください。
3 万が一災害に巻き込まれた場合は,当局の指示に従って安全確保に努めるとともに,御自身の安否等の状況について日本の家族及び当大使館(電話:1-219-9551)に連絡してください。