ペルー海外安全対策情報(2017年7月~9月:邦人被害例等)

在ペルー日本国大使館
 
1 一般犯罪・凶悪犯罪の傾向
(1)全般
  リマ市・カヤオ市を中心に依然として強盗,窃盗の被害が昼夜を問わず多発している。信号待ちの車両の窓ガラスを割って車内の荷物を
 持ち去る「窓割り強盗」や,通行中の歩行者のバッグ等所持品を狙った「路上強盗(ラケテオ)」,「ひったくり」,営業中のレストラン
 等に押し入る「レストラン強盗」等の発生のほか,外国人観光客を狙った路上強盗も発生している。また,強盗被害に遭った被害者(ペ
 ルー人)が抵抗したことにより殺害される事件も頻繁に発生していることから,万一,強盗被害に遭った場合は抵抗することなく,身の安全
 を優先することが肝要である。
(2)邦人被害例
 ア (置き引き)7月2日(日)午後5時頃,在留邦人がリマ市チョリージョス区マレコン・グラウ通りの公園で,友人とベンチに座っている
  と,30代位の男が在留邦人の飲んでいたジュースを分けてほしいと空の紙コップを持って近づいてきた。在留邦人がその男の紙コップ
  にジュースを注ぐと男は去って行ったが,気がつくと,在留邦人の足下に置いていたリュックサックが無くなっていた。
 イ (窃盗)8月21日(月)午前8時~午後3時頃,邦人旅行者がプノからクスコにCRUZ DEL SUR社のバスで移動した際,乗務員に
  勧められた一番後ろの席に座り,足元に荷物を置いていたところ,荷物から現金を抜き取られた。
 ウ (窃盗)8月28日(月)午後4時頃,邦人旅行者がクスコ市でタクシーに乗車後,忘れ物に気づきホテルに戻った際,運転手から
  「荷物を見ておくから早く取りに行くように」と言われたので,貴重品等の入った荷物を置いたまま忘れ物をホテルに取りに行ったところ,
  タクシーは荷物を持っていなくなっていた。
 
2 テロ・爆弾事件発生状況
  アプリマック・エネ・マンタロ川渓谷(VRAEM)地域の一部地域では,引き続きテロリストと治安部隊との衝突が度々発生しており,非
 常事態宣言が延長されている。
  9月には,非常事態宣言発令区域外において警察のパトロール部隊が武装グループに襲撃される事件が発生するなどテロリストの活動
 範囲に広がりが見られたことから,非常事態宣言発令区域が拡大された。
 また,過去にはリマ市内で,目的不明なるも,手榴弾を路上に置き去る事案が発生していることから,不審物を発見した際は決して近づい
 たり触ったりすることなく,速やかに警察に通報し処理を委ねることが肝要である。
 
3 誘拐・脅迫事件発生状況
  リマ市では年少者を誘拐し親に身代金を要求する事案が発生しており,犯人は逮捕されているが,模倣犯には警戒する必要がある。
  また,建設関連業者等に対してみかじめ料等を求める脅迫,恐喝,殺人事件が発生している。