カヤオ憲法特別市に対する非常事態宣言の発令

 

2015年12月7日
在ペルー日本国大使館

 

 12月4日付官報は,リマ国際空港のあるカヤオ憲法特別市における犯罪組織による麻薬犯罪,殺人等増加する犯罪への対策強化のため,同市に対し,12月5日から45日間の非常事態宣言を発令する大統領令を公布しました。


 同地域では,麻薬犯罪組織同士の抗争による殺人事件や傷害事件が日中公然と発生し,市民が巻き込まれるおそれが増大しているほか,同組織らによる強盗,恐喝等の一般犯罪が多発している状況にあります。

 

 今回の非常事態宣言では,テロ対策の場合と異なり,集会の自由や通行の自由等は制限されていませんが,今後,同地域への渡航・滞在を予定されている方,又は既に滞在中の方は,上記情勢に留意の上,犯罪等に巻き込まれることのないよう,報道等で最新情報の入手に努めてください。

 

 

 

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