プレスリリース

草の根・人間の安全保障無償資金協力
「ケナマリ村上水整備計画」に関する署名式

 

 在ペルー日本国大使館は、草の根・人間の安全保障無償資金協力のスキームにより、「ケナマリ村上水整備計画」に対し、総額28,868米ドルの無償資金協力を行うことを決定し、1月20日(火曜日)、リマにおいて、目賀田周一郎大使と技術開発仲介集団代表との間で贈与契約が行われました。




署名式の様子


署名を終え、贈与契約が成立

■プロジェクトの概要
(1)プロジェクトの内容

 ペルー中央山岳地帯に位置するケナマリ村において、住民の生活環境改善のため湧水から集落に給水する上水施設を建設します。

 

(2)プロジェクト実施の背景

 ケナマリ村はペルー中央部、高度4,300mの山岳地帯に属し、クスコ中心部から車で約4時間半、83家族、415名が生活する極貧集落です。当該地区はこれまで、高度や遠隔のため外的援助を全く受けられず、同地域の小学校以外は上水道のサービスが全く届かないという状況に陥っていました。



Foto 2



 上水道設備がないため、住民は小川や泉から浄水処理を行わないまま、泥・排泄物・老廃物交じりの汚れた水を日常的に飲料水として使用しているため、不衛生な水に起因する下痢・腹痛・伝染病に慢性的に悩まされ、うち、乳幼児の罹病率は極めて高い状況にあります。
 毎日の生活飲料水を十分に確保できず、保健・衛生面での脅威にさらされているケナマリ村の住民の状況を改善するため、申請団体は上水道施設の整備計画を立てました。しかし、中央・地方政府にはこれらに充当できる十分な予算が確保できないことから、日本大使館に対して資金援助を要請し、今回の草の根・人間安全保障無償資金協力での支援が決定しました。



Foto 4

充分な水量を有する水源



(3)プロジェクトの効果

 この協力により、1人当たり1日70?の衛生的な飲料水・生活用水の供給が可能となり、当該地区83家族、415名の衛生環境が向上します。

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岸田外務大臣のペルー訪問(2013年4月)


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