1 ペルー共和国は,2009年に地デジ日本方式(ISDB-T)を採用しており,その後両国は地デジ分野で協力関係にあり今日に至るまで地デジ分野の専門家派遣や技術実証を実施するなどの連携を行ってまいりました。
2 平成28年1月14日及び15日,リマ市スイスホテルにて日本国総務省及びペルー共和国運輸通信省共催の「地デジICT国際セミナー」が開催され,株丹達也駐ペルー大使は,阪本総務省総務審議官,江口JICAペルー事務所長(以上日本側),ガヤルド運輸通信大臣,コロナド運輸通信省通信副大臣,ムルゲイティオ国家防災庁長官,マラガ国営放送総裁,ルナ・ビクトリア海軍水利航行局司令官(以上ペルー側)とともに同セミナーに出席いたしました。
3 地デジ,光ファイバー,防災や教育といった分野への情報通信技術(ICT)の利活用をテーマにした同セミナーには,日本の18企業・団体計50名のICT官民ミッション団が参加し,本セミナーの出席者は二日間で延べ450名を越えるほどの大盛況で,当地ペルーにおける日本のICTへの関心の高さが伺えました。
4 同セミナーの開会式で総務省及びペルー運輸通信省は、ペルーにおける地デジ日本方式のメリットの一つである緊急警報放送(EWBS)の実用化及び本セミナー開催を契機に今までの地デジ分野の協力関係をICT分野全体に拡大することを確認し,今後双方によるICT分野の共同プロジェクトを実施する等に関する協力覚書に署名いたしました。なお, EWBSの実用化は、日本を除きペルーが世界初です。
(覚書概要は総務省ホームページ参照:http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin08_02000061.html)
5 セミナーの模様等
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開会式での株丹大使挨拶
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ICT協力覚書署名
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セミナー後のカクテルパーティ
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ミッション団と当地関係者
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