安全情報

タクシー強盗の注意喚起

平成23年8月19日
在リマ日本国総領事館


 最近,リマ市内においては,スリ,ひったくり,置き引き等の軽犯罪に加え,タクシー強盗が頻繁に発生しています。多くの場合は,観光名所(遺跡等)から流しのタクシーを利用したところ,人目につかない暗い小道等に連れて行かれ,タクシー運転手から拳銃を突きつけられ,現金等の貴重品を強奪されるケースです。

 ※観光名所:リマ市セントロのアルマス広場(Plaza de armas),ミラフローレスの中央公園(Parque central),ケネディ公園(Parque Kennedy),海岸沿いにあるラルコ・マル(Larco Mar)及び恋人たちの公園(Parque del amor),ワカ・プクヤーナ遺跡等


 また,暗い小道においてタクシー運転手の仲間が待ち伏せをして,財産目的のみならず,女性に乱暴する等の凶悪な犯罪も発生しています。(ステーションワゴンタイプのタクシーでは,後部荷物置き場に運転手の共犯者が潜み,タクシー乗車後にナイフ等で襲いかかるケースも見受けられます。)


 ホルヘ・チャベス国際空港とリマ市内を結ぶ区間においては,渋滞や信号待ち等で車両が停車している際に,外部から何者かに窓ガラスを割られ,手荷物を強奪される事件も多発しています。貴重品等を所持してタクシーに乗車する際は,足下などの外部から見えないところに荷物を置くように心掛けてください。


 在留邦人の皆様におかれましては,引き続き一般犯罪に対する安全対策について,十分注意していただくとともに,タクシーを利用される際には,極力流しのタクシーを利用せず,安全な無線タクシーを利用されますようお願いいたします。特に,夜間におけるタクシー強盗被害が多発しておりますので,十分ご注意願います。

(了)


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