10月27日及び29日,当館坂本書記官は,国立電気通信訓練研究所(INICTEL)及びJICA主催イベント「地デジ国際セミナー」(於:INICTEL講堂(27日リマ市),アンテノール・オレゴ大学(29日トルヒーヨ市))に出席し,「地デジの利便性及びラテンアメリカ諸国における動向」と題した講演を行いました(セミナー参加者は,27日:約150名,29日:約250名)。
坂本書記官は講演において,ペルーにおいて2009年に採用されている地デジ日本方式(ISDB−T)の他国での採用状況,同方式を南米で最初に採用したブラジルにおけるアナログ終了パイロット実験に関する取組や地デジの周知広報の手法(テレビCM,マスコットキャラクター,コールセンター設置,ホームページ立ち上げ),他国のアナログ終了の失敗事例(アナログ放送視聴者が多くいる中,アナログ放送を終了したことにより住民から苦情が殺到した例),電波塔の役割等について画像や映像を多数用いて紹介をしました。
講演後,主催者側から,次回は地デジのみならず日本の情報通信技術(ICT)の活用事例についての講演の要望を受けるなど,日本のICT技術への高い関心が見受けられました。
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プレゼンを行う坂本書記官
(於:INICTEL(リマ市)) |
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プレゼン終了後,ディアスINICTEL部長とともに
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プレゼンを行う坂本書記官
(於:アンテノール・オレゴ大学
(トルヒーヨ市)) |
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参加した学生とともに
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