プレスリリース
福島県大玉村とマチュピチュ村の友好都市協定の締結
この度,福島県大玉村の関係者がペルーを訪問し,10月26日にマチュピチュ村において開催される大玉村とマチュピチュ村の友好都市協定締結式に参加する予定です。大玉村が外国の都市とこのような協定を締結するのは今回が初めてです。
本締結式には,ダビ・ガジョソ・ガルシア・マチュピチュ村村長,押山利一大玉村村長ら関係者に加え,マチュピチュ村発展の黎明期に村長を務めた野内与吉氏の孫にあたる野内セサル良郎氏も参加する予定です。
野内与吉氏は,大玉村に生まれ,1917年には契約移民としてペルーに渡り,ペルー国鉄クスコ-サンタ・アナ線に勤め,1920年代中頃にはマチュピチュ村に移りました。マチュピチュ村では水力発電施設や初の本格木造建築であるホテルを建設するなど尽力し,1939年から1941年まで当時の村(Pueblo)の最高責任者である行政官(Agente Municipal)を務めました。1941年に,マチュピチュは正式な村となり(PuebloからDistritoへ),村長(Alcalde)が村の最高責任者となりましたが,野内氏は1948年には村長に任命され,1969年に他界されるまで同村の発展に大きく貢献しました。また,同氏の息子である野内ホセ氏も1981年から1983年まで村長を務めました。
この二つの村の間の友好都市協定の締結が,日・ペルー二国間関係の更なる発展に貢献することが期待されます。
リマ,2015年10月
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