ペルー経済情勢 2013年 ペルーの経済情勢(2013年8月)
1 総論 2 各論
イ インフレ率 ![]()
ウ 為替相場
エ 失業率
オ 財政収支
カ 貿易収支 輸入額は,対前年同月比で消費財が8.7%増,中間財が3.8%減,資本財が3.0%増となり,全体で3,752百万米ドル(対前年同月比0.6%増)となった。この結果,貿易収支は,550百万米ドルの赤字となった。(8月分は未公表)
キ 外貨準備高
ク 対外累積債務
(注)上記表中の数値は今後修正される可能性あり。
(2)最近の主な出来事(発表記事等)
大手格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)社は,ペルーのドル建て長期公債の評価を「BBB」から「BBB+」へ,またソル建てのソブリン債を「BBB+」から「A−」に引上げた(あわせ,ペルー経済の見通しを「良好」から「安定的」に改訂)と発表した。これは中南米地域でチリに続き2番目に高い評価であり,スペイン,イタリア,コロンビア,メキシコ,パナマよりも上位となる。(8月21日)
・2014年ペルー政府予算案 ペルー政府は2014年予算案(注:ペルーの予算は暦年)を国会に提出した。予算案総額は,1,189億3,425万ソル(約424億4,620万ドル(1米ドル=2.80ソル))で,前年比9.7%増。社会政策(本年比約29%増),教育,保健,運輸,治安対策等を重視している。2010〜14年の5年間で,予算額は45.2%増加している。(8月30日)
・エコノミスト誌による安定性の評価 英エコノミスト誌は26の新興国の経済について,安定性・脆弱性を評価する報告を発表。ペルーは,中南米地域において,メキシコ及びチリと並び,最も安定性の高い状況にあるとの評価を得た。同誌は,ペルーの660億ドルに上る外貨準備高,ローン残高の堅実な推移,外国金融機関による長期融資を活性化するための当地中銀による取組み等を高く評価している。(9月12日) |
| 法的事項 | アクセシビリティについて | プライバシーポリシー | |