7月14日,株丹大使は,リマ市内で行なわれた通商観光省主催の環太平洋パートナーシップ協定(TPP)に関する討論会に出席し,TPPによりもたらされる効果などについて説明しました。この中で,TPPが単に特定品目の関税撤廃だけを目的としたものではなく,サービスや投資,知的財産権などの分野を含む,より包括的な協定であり,これによって,より効率的かつ円滑な新たな国際分業が形成されることへの期待を表明しました。
このイベントでは,株丹大使の他,シルバ通商観光大臣がTPPに対する貿易機会の拡大への期待について説明し,また,カンポス・メキシコ大使,カプデビジャ・チリ公使,カドウェル・カナダ参事官及びデイビス・オーストラリア大使館書記官からも各国がTPPに期待することなどに関する説明がなされました。

(中央がシルバ通商観光大臣。左から2番目が株丹大使)

(写真:MINCETUR提供)
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