ご挨拶

ペルー熊本県人会主催熊本地震被災地支援のためのチャリティーコンサートにおける株丹大使挨拶
(2016年5月5日(木)19:00〜,於:日秘劇場)



 こんばんは。 熊本県での地震により失われた多くの尊い人命に対し,深い哀悼の意を捧げますとともに,被災された方々に対し心中よりお見舞い申し上げます。


 余震が続く中で復旧という困難な作業に取り組まれている現地の皆様の労をねぎらうとともに,一日も早い復興を願ってやみません。

 

 アウグスト・イワモト会長をはじめとするペルー熊本県人会の皆様のイニシアティブとご尽力で,このチャリティーコンサートが開催されたことに心から敬意を表するとともに,日系人,そしてご出席の皆様の団結と支援の精神に感謝申し上げます。

 

 この度の震災において表明された皆様の連帯の心に接し,ペルーと日本の絆の深さを再確認いたしました。この皆様の気持ちは,義援金とともに被災地へ届けられると確信しております。 また,日系ペルー人の皆様が連帯精神,忍耐,感謝の心,信頼といった先人の価値観を大切にしていることを熊本のみならず,日本が再度気付くでしょう。

 

 最後に,ある記事で見た,熊本を応援する言葉を紹介いたします。「La distancia no nos separa.」 日本語で,「離れていても一緒だよ。」 熊本弁で,「離れとったっちゃ一緒ばい」。私たちがペルーにいても心は一緒,これは真実だと思います。熊本県被災地の一日も早い復興に対し,応援の念を新たにいたします。

 

 ありがとうございました。

 

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