プレスリリース
日秘友好の日(4月3日)における麻生総理の祝賀メッセージ
本年、日本人のペルー移住110周年をお祝いできますことは、大きな喜びです。
昨年11月、成功のうちに開催されましたペルーAPEC首脳会議の機会に、日本国内閣総理大臣として、11年ぶりにペルーを公式訪問することができました。
私自身としては初めての、そして短いペルー訪問でしたが、リマの街並みから豊かな歴史と近年の躍動的な発展ぶりを実感することができ、大変印象深い旅となりました。 ガルシア大統領との会談では、両国が一層関係を強化していくことで一致し、同大統領から日系人の方々の誠実さと勤勉さや、ペルーへの大きな貢献について高い評価の言葉をいただきました。また、日本の移民からもたらされた文化が、ペルーの地に根付いていることを教えていただき、大変誇らしい気持ちになったのを思い出します。
ペルーの日系人が、今日、ペルー社会で持てる力を存分に発揮できるのは、困難な時代も含め、110年の長きに亘り、ペルーの方々が日本からの移民とその子孫を頼れるパートナーとして温かく迎えて下さったお蔭と考えます。この機会に、ペルー国民の皆様に、深い感謝の気持ちをお伝えします。
現在、約6万人に上るペルー人の方々が日本に在住されています。我が国としては、厳しい経済情勢の下、種々の困難に直面している方々への支援に積極的に取り組んでいるところです。
この移住110周年を機に、両国が長年培った伝統的な友好・協力関係をますます発展させ、信頼の絆をさらに太く、強いものとするため、ペルーの皆様と力を合わせて行きたいと思います。
最後に、日本政府及び日本国民を代表して、ペルーのさらなる発展と繁栄を心から祈念いたします。
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