ご挨拶

ペルー日系婦人会との会食における株丹大使挨拶
(2016年3月30日)



 婦人会の役員の交代に併せ皆様を公邸にお招きし,懇親をさせていただきたいと考えました。

公邸に来て頂き,ありがとうございます。

 1年間,婦人会を率いて,60周年行事をはじめとする多くの行事,さらに大事な日々の活動を率先垂範してこられたカルメン・オクヤマ前会長さんとその役員の皆様,大変ご苦労様でした。多くの場面で,ご一緒いただき,ありがとうございました。

 そして,これから婦人会を率いていかれるツカコシ新会長さんとその役員の皆様,おめでとうございます。よろしくお願い申し上げます。
 私は前例をただ踏襲すれば良いという考えは好きではありません。会合を企画する場合も,昼の会合でも夜の会合でも,皆様の都合のよろしい方にできるだけ合わせるのがいいのではないかと思っています。
改めるまでに時間がかかりましたが,今年も御意見をお聞かせいただいて,夜に開かせていただきました
 少し気が早いかとは思いますが,今年の天皇誕生日のレセプションは12月2日,6日,12日,または13日の夜に開催するつもりです。できるだけ前もって日を決めてお知らせすることと,夜開催することが私の変更したい点でした。
 天皇誕生日のレセプションの場合,ご希望を伺ったことはありませんが,昼の開催ですと時期的に暑い可能性があります。来賓の方にはテラスの場所にいていただくのですが,天幕が用意できない場所で非常に暑くなってしまうのがしばしばでした。夜の方が,落ち着いて出席いただけるのではないかとも思っています。いつまでも過去の悪い記憶にとらわれて夜だと危ないと怖がる必要はないと思います。
お着物がお好きな方にも,暑すぎずに良いのではないかと思っています。
どうぞ皆様お越しください。皆様以外でもこういう方は呼ぶべきだという御意見がありましたら,遠慮せずにお申し付けください。本当に少しずつですが,良くできるところは良くしたいと思います。
 婦人会は60周年をお祝いされた歴史と伝統ある団体であり,求心力のある団体です。ぜひ,少しづつであっても時代に合わせて変化を続けていただきたいと思います。
 昨年も申し上げましたが,陰徳を積むという考え方もありますが,仕事はただ行えば良いというのではなく 国民の方に分かっていただくことによって,初めて仕事が完結するという考え方もあるように思います。
 余計な御世話と言われるかもしれないのですが,少しずつでも良いので,みなさんの想いや活動がもっと多くの方にも届くようなことが増えていって良いのではと思っています。

 APJと並ぶ日系社会の二大勢力の一方である婦人会の一層の発展を祈念します。

 

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