ご挨拶

APJ主催日秘友好の日及びペルー日本人移住117周年記念行事(日秘友好橋献花式)
ヒデヨ・ノグチ校生徒エステファニィ・アウ・グラナドさん挨拶
(2016年4月4日)



 こんにちは。私はノグチ・ヒデヨ校のアウ・グラナド・エステファニィです。今回は,代表として言葉を述べたいと思います。私は,日本で生まれました。保育園と小学校に通いました。今はペルーにいて,日本にいる家族や友人がすごく愛しいです。私の両親がペルーに来る決断をしたときは,すごく悩みました。何よりも言葉と勉強が心配でした。でも大きな悩みは,ペルーに慣れることができるだろうかと心配していました。ペルーに着いてまず最初に,おじいちゃんとおばあちゃんに会いました。初めて会ったので照れていましたが,会えてとてもうれしかったです。それから,私の叔母さんは,ヒデヨ・ノグチという日系学校があるよと情報をくれました。そのおかげで私は今,この学校に通っています。うれしいことに先生方と生徒達は私を優しく迎えてくれました。とても光栄なことに,私は日本語とスペイン語を学ぶ機会を持っています。日秘文化会館が行っている複数の活動は,私たちの励みになっていて,とても感謝しています。最初に移民した人たちの努力によって引き継がれている文化,伝統,習慣のすばらしい価値観が,今の私たち若者に伝わっています。カニェテにいたときは,私たちの祖先に祈りをささげる機会もありました。とても貴重な体験でした。私は出稼ぎの娘で,二重国籍で,日本の文化,アイデンティティを持っています。今日は,この日本とペルーの友好を表す橋で先駆者に敬意を贈ります。そして子孫の新世代を代表して,私たちの多くにある日系の心を持ち,より良き市民になるため,一生懸命がんばります。そして育てた花がより美しく末永く咲くように,祖先の歴史,努力を誇りにもって,日本とペルーの絆を大切にし,共にがんばりましょう。
 ありがとうございました。

 

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