カヤオ憲法特別市に対する非常事態宣言の延長

 

2016年1月18日
在ペルー日本国大使館

 

 1月16日付官報は,リマ国際空港のあるカヤオ憲法特別市における犯罪組織による麻薬犯罪,殺人等増加する犯罪への対策強化のため,同市に発令されていた非常事態宣言を,1月18日から45日間(3月2日まで)延長する大統領令を公布しました。

 同地域への非常事態宣言は,麻薬犯罪組織同士の抗争による殺人事件や傷害事件が日中公然と発生し,市民が巻き込まれるおそれが増大していることから,発令されていたものです。同宣言発令後,当局により犯罪組織の解体や銃器類の押収が行われ,殺人事件発生件数も減少しましたが,未だ殺人事件等の凶悪犯罪が発生しています。

 今回の非常事態宣言では,テロ対策の場合と異なり,集会の自由や通行の自由等は制限されていませんが,今後,同地域への渡航・滞在を予定されている方,又は既に滞在中の方は,上記情勢に留意の上,犯罪等に巻き込まれることのないよう,報道等で最新情報の入手に努めてください。







 

法的事項 | アクセシビリティについて | プライバシーポリシー |