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ペルー首相府及び国連関係機関共催の防災セミナー「災害リスク管理に関するグローバルアジェンダ」
 


   7月14日、当館山下書記官はリマ市内で開催された,ペルー首相府及び国連関係機関(UNISDR及びUNDP)共催による防災セミナー「災害リスク管理に関するグローバルアジェンダ」に出席しました。


    同セミナーはマリア・ルイサ国連ペルー事務所調整官及びマヌエル・メソネス首相府官房長出席のもとに行われ,アンドリュー・マスクレイUNISDR国連世界防災白書(GAR)2015コーディネーターから,GAR2015の概要について紹介されました。


   パネルディスカッションでは,ペルー政府が2011年に制定した国家災害リスク管理法や2021年までの防災行動を明確にした国家災害リスク管理計画等,ペルー政府が積極的に実施している防災に対する取組みが説明されました。また,ペルーが直面する様々な自然災害の現状や無秩序な都市開発,防災教育の不足により,災害リスクに対して極めて脆弱な状態にあるとの指摘がありました。


   ラウル・サラサールUNISDRパナマ事務所担当からは,今年3月に仙台市で開催された第3回国連防災世界会議で採択された「仙台防災枠組2015-2030」の概要が紹介されました。


   セミナーの後半では,「防災啓発及びコミュニケーション戦略」をテーマにしたワークショップが行われ,ペルーの様々な分野の防災関係者を中心に,ペルーの防災啓発に関する課題等につき議論されました。山下書記官からは,日本の防災対策の現状や今後ペルーに必要なこと,日本からの防災に関する支援について紹介しました。

セミナーの概要 (国連ペルー事務所HP スペイン語)

GAR2015の概要 (日本語)

第3回国連防災世界会議について (外務省HP)




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