プレスリリース
→ スペイン語:Español
リマ市内に環境保護のテーマパーク「Voces Por El Clima」が完成
12月21日,高木昌弘臨時代理大使は,リマ市内に建設された中南米初の環境保護のテーマパーク「Voces Por El Clima」の開所式に環境省の招待に応じて出席しました。プルガル・ビダル環境大臣は開所挨拶において日本からのこれまでの対ペルー環境協力にも特に言及し,深い謝意を表明しました。
テーマパークは,2014年にリマで開催されたCOP20で実施された環境問題の啓発展示を恒久化するために,環境省が,リマ市サンティアゴ・デ・スルコ区長と協力して同区内に建設したものです。このテーマパークには米国、スイス、国連、EUなどが資金等で協力しており,それぞれの代表者は開所式で挨拶するとともに感謝の品を授与されました。日本はテーマパーク自体への協力はしていませんが,環境分野での主要ドナーとして招待されたものと思われます。
環境問題への理解を深めるために,多くの市民がこのテーマパークを訪れることが期待されます。
ちなみに,場内建築物には断熱・耐震にも優れたエコ素材として竹材が多く使われています。竹にはペルー固有種のものがあり,特にペルー北部では古来から住居建設に使われてきたそうで,今回もこうしたペルーの竹が随所で使用されました。
 |
|
 |
エコパーク開所式で挨拶するプルガル・ビダル環境大臣(写真:ペルー環境省。他の写真も同様。) |
|
主要参加者との懇談(左から,サカサ国連常駐代表,ゴメス・サンティアゴデスルコ区長,ガンビナー米国臨代大使,プルガル・ビダル環境大臣,キハンドリア環境副大臣,ルエディ・スイス大使,高木臨時代理大使,カブレラ竹材建築NGO代表) |
 |
|
 |
|
 |
エコパーク場内を訪れた小中学生 |
|
テーマ・パビリオン内部の展示 |
|
若手ボランティアと交流するプルガル・ビダル
環境大臣。場内の建築物は竹材を多く使用。 |
|
|
(c) Embassy of Japan in Peru Av. San Felipe 356, Jesús María, Lima 11 Casilla Postal: Apartado 3708, Lima 100 Tel: +51 (1) 219-9500 (central) Fax: +51 (1) 463-0302 |
|