運輸通信省プレスリリース(11月19日)日本語仮訳

平成28年11月30日
1  見出し
  「運輸通信省が物流分野の改善を目的とした顔認証技術の実証実験に出席」
 
2  内容
  カルロス・バルデス通信副大臣は,カヤオ市において実施された,物流やセキュリティー分野の改善を目的とした顔認証・ナンバープレート認証技術の実証実験開所式に出席した。同開所式では,日本国総務省の鈴木総務審議官も出席し,医療,教育,文化等各分野とともに物流分野での情報通信技術(ICT)の活用の重要性を言及し,顔認証・ナンバープレート認証の技術により運転手とトラックを認証することで治安対策にも寄与すると述べた。
 
  本実証実験の実施に際しては,NEC社が顔認証ソリューションソフトウェア「NEO FACE」を用いた技術を提供し,ランサ社が実施場所を提供している。この日本の技術により,今後カヤオのトラックセンターは,入構の際に運転手やナンバープレートの自動認証が可能となる。また,この技術によりトラックの運行を管理することで,サービスの質向上が期待できる。
 
  本取組は,2016年1月に締結された,日本政府とのICT分野における協力強化に関する協力覚書に基づいた取組である。