ペルーにおける豪雨水害に対する緊急援助 –供与物資の引渡し-(2017年3月28日実施)

平成29年3月29日

   日本政府は,ペルー共和国における豪雨水害に対し,同国政府からの要請を受け,国際協力機構(JICA)を通じ,緊急援助物資(テント、毛布、スリーピングパッド、浄水器、発電機)を供与しました。 

   28日14時より,ペルー側からホセ・ベリーナ外務省アジア大洋州局長,ペルシー・ロドリゲス国家防災庁上級顧問が,日本側から株丹達也駐ペルー日本国特命全権大使,江口雅之JICAペルー事務所長が出席し,同物資の供与式を実施しました。引渡しの際に,ペルー側より,我が国の援助に対する感謝が述べられました。

   昨年12月から断続的にペルー各地で発生している豪雨により,各地で土砂崩れ,地滑り,増水による河川の氾濫等の水害が全国的に発生しています。ペルー政府の発表(現地時間3月27日時点)によれば,今回の洪水による死者は91名,負傷者数は348名,行方不明20名,被災者は12万2,788名に上っています。 

   我が国としては,我が国とペルーとの友好関係に鑑み,人道支援のため緊急援助を行うこととしたものです。

   日本は,防災分野の協力を1970年から実施しており,近年の主な事業はペルー沿岸部洪水対策事業や災害復旧スタンドバイ借款を始め、別添のとおりです。

別添資料

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式典の様子
 
            
              緊急援助物資の到着                 株丹大使への取材

            
               ペルー政府への取材                           株丹大使挨拶