リマ市内のホテル前での邦人旅行者に対する拳銃強盗事件の発生
平成29年5月5日
在ペルー日本国大使館
4日早朝,リマ市ミラフローレス区のホテル前で,邦人旅行者3名に対する拳銃強盗事件が発生しました。
リマ市の中で比較的安全とされている地域であっても,拳銃強盗等の凶悪犯罪が多発していますので,十分御注意ください。
1 発生日時:5月4日(木)午前5時頃
2 発生場所:リマ市ミラフローレス区ラ・パス通りにあるホテル前
3 事件概要:邦人旅行者3人が上記ホテルをチェックアウトし,ホテルのポーターが旅行代理店手配の車両に荷物を積み込んでいると,車両の後ろに黒色のセダンが停まり,覆面を被り拳銃を所持した3人組の男が降りてきて,貴重品等を出すよう要求してきた。被害者が抵抗すると,犯人は被害者に蹴る等の暴行を加えた上,貴重品の入ったバッグやスーツケースを強奪し逃走した。
4 対策:
(1)周りに怪しい人物がいないか気を配り,時折周囲に視線を向けるなど,警戒心を顕示する。
(2)深夜・早朝といった人通りの少ない時間帯での行動はできるだけ避ける。
(3)被害を最小限に留めるため,貴重品は分けて携行する。
(4)万が一,強盗に遭遇した場合は絶対に抵抗せず,犯人の要求に従う。