最近の邦人に対する犯罪被害の発生状況

平成29年6月23日
在ペルー日本国大使館
 
・最近,日本大使館付近の路上で邦人へのひったくり事件や,ワラス市のクルス・デル・スル社バスターミナル内で邦人への置き引き事件が発生(概要以下のとおり)。
・7月はボーナスが支給される時期であり,また,7月28日の独立記念日の前後は強盗や空き巣等の犯罪が増加する傾向にありますので,十分御注意ください。
 
1 ひったくり事件
 発生日時:6月12日(月)午後3時頃
 発生場所:日本大使館付近の路上
 事件概要:邦人旅行者が地図を見ながら上記の場所を徒歩で移動中,男に話しかけられ立ち止まったところ,バッグをひったくられた。
 (注:大使館付近の治安については当館から警察へも申入れをしています。)
 
2 置き引き事件
 発生日時:6月16日(金)午前11時頃
 発生場所:ワラス市のクルス・デル・スル社バスターミナル内
 事件概要:邦人旅行者が上記の場所でバスを待っていたところ,男が落とした鍵に注意を向けた隙に,隣に置いていたバッグを置き引きされ 
 た。
 
3 対策
 (1)日中でも人通りの少ない時間帯での行動はできるだけ避ける。
 (2)周りに怪しい人物がいないか気を配り,時折周囲に視線を向けるなど,警戒心を顕示する。
 (3)被害を最小限に留めるため,貴重品は分けて携行する。
 (4)常にバッグは手から離さない。やむを得ず手を離す場合も,体に触れるように置く。特に自分の周りで気を引くようなことが起きたら,まず 
    所持品を確認する。
 (5)万が一,強盗に遭遇した場合は絶対に抵抗せず,犯人の要求に従う。