当館及び富士フイルム社主催「情報管理と臨床画像に関するICTが与えるインパクト」セミナー開催結果
平成29年8月24日
8月18日及び19日,当館及び富士フイルム社の共催で,ペルー保健省の協力の下,リマ市内ホテルにおいて,医療分野のICT(情報通信技術)を利用した近代化へ向け,同社の有する技術や経験,また,他国での技術導入によるメリット等を共有することを目的とした「情報管理と臨床画像に関するICTが与えるインパクト」セミナーを開催しました。
同セミナーでは,株丹大使,ペルー政府からリリアナ・マー保健省遠隔医療局長が出席し,その他,保健省等政府関係者,医療機関従事者,富士フイルム社関係者等140名以上が参加しました。
セミナーでは,米国メイヨ-・クリニック,南米の国際病院グループであるバンメディカ・グループ関係者からそれぞれICTを活用した医療機関のデジタル化技術、その必要性や効果に関する知見,経験が共有されました。また,ペルー側からは,ペルー保健省,健康保険庁(Essalud),カジェタノ・エレディア大学関係者から,ペルーでの遠隔医療導入へ向けた取組状況や現在実施中のプロジェクト等に関する紹介がありました。
その他これら関係者によるフリーディスカッションが行われるなど,ICTを活用したペルーの医療分野の近代化へ向けた議論が行われました。今後も本分野における更なる協力関係の強化が期待されます。
マー保健省局長(左から2番目), 株丹大使開会挨拶
株丹大使(中央),富士フイルム関係者 大使挨拶はこちら(スペイン語)
株丹大使(中央),富士フイルム関係者 大使挨拶はこちら(スペイン語)
マー保健省局長のプレゼンテーション 専門家によるパネルディスカッション
展示会場での富士フイルム社の技術紹介