地震に強い地下鉄のため日本とペルーが協力

平成29年11月3日

   10月24日及び26日、ペルーに対する地下鉄の地下構造物の耐震基準策定支援の一環として、国土交通省が派遣した鉄道専門家らの調査チームがペルー運輸通信省を訪問し、地下鉄の地下構造物に関し、日本の耐震基準の説明や、今後の支援スケジュールについての意見交換を行いました。

   これは、ペルーには地下鉄の地下構造物の耐震基準がなく、運輸通信省から日本政府に支援の要請があったことを踏まえてのものです。

   また26日にはペルー国立工科大学日本・ペルー地震防災センター(CISMID)から、ペルーの地震や地質に関するこれまでの調査や知見の説明が行われました。
   ※日本・ペルー地震防災センター(CISMID):日本の協力によりペルー国立工科大学内に設立された,都市防災計画や防災技術の研究・普及等を行う機関。

   今般の日本の協力がペルーのインフラ整備に貢献することが期待されます。

    当日の写真

      
意見交換の様子(24日)
日本からのプレゼンテーション(24日)
意見交換の様子(26日)
当日の参加者ら(26日)