ペルー日系人協会新舎起工式挨拶【2017年11月3日(金)12:30~,於,APJ内庭】

平成29年11月10日
 日本の国内で仕事をしていた時にも起工式を経験したことがありますが、APJの新舎のように重要な施設の起工式に参加できるのははじめてのことです。家内の千晶とともにお招きいただき大変光栄に存じます。
 我々も新舎のパドリーノスを拝命いたしました。次の100年とかあるいは新舎の耐用年数の間は、きちんと見守ろうとすると肉体的にはかなり無理があると思いますが、できるだけ長生きしようという気持ちになっています。励みになります。パドリーノスの拝命について感謝します。ありがとうございます。
 
 ペルー日系の皆様はこれまで何事にも先見性をもって計画的に取り組んでこられました。
皆様が建設されてきた施設は、風雪に耐えてきたものも新しいものも、広く地域に開放されているものばかりです。日々本当に多くの方が有効に利用されています。
 
 現在の施設がいわば活用されすぎていて、手狭になったことが、今回の建設の動機であろうと思います。
当初の想定を超えた喜ばしい事態への必要な対応です。
それゆえこれまでの規模を上回るものをお作りになるのですが、新たな設備の導入や様々な工夫も必ずされるであろうと想像します。現在の施設以上に多くの皆様が喜んで集まってくる憩いの場所になると思います。
 
 新舎建設に携わる皆様に敬意を表します。
ペルー日系人の皆様すべてが誇りに思う新舎、本日ご参集のCOPANI各国のメンバーにも有益な拠点となる新舎の速やかな完成を祈念致します。