草の根・人間の安全保障無償資金協力「ペルー日系人協会アテ区高齢者福祉施設器材整備計画」供与式及び神内先駆者センター別館の開所式の実施

平成29年12月6日
  
    12月4日,株丹大使は草の根・人間の安全保障無償資金協力「ペルー日系人協会アテ区高齢者福祉施設器材整備計画」供与式及び神内先駆者センター別館の開所式に出席しました。

  「ペルー日系人協会アテ区高齢者福祉施設器材整備計画」(供与限度額:687,419ドル)は,1992年に開設された日系高齢者のためのデイサービスの拠点であるペルー日系人協会(APJ)神内先駆者センター(リマ市ヘススマリア区)の別館開設に際して必要となる,送迎用車両や高齢者用運動・健康維持用機材を供与するものです。神内先駆者センターはリマ市内に住む日系高齢者の健康維持と生活支援を目的として,住居からセンターまでの送迎に加え,体操やレクリエーション,講習会等を実施していますが,近年はペルー日系人社会も急激に高齢化が進み,センターの拡充が喫緊の課題となっていました。

    式典にはAPJ関係者,ペルー沖縄県人会,神内先駆者センターでデイサービスを受けている高齢者及び同サービスを提供しているボランティアなど約200名が出席し,ホルヘ・クニガミAPJ会長から本プロジェクトによる日本からの機材供与に関して感謝の意が述べられたほか,センター別館開所のテープカットや高齢者の方々による歌の合唱が行われました。

   株丹大使挨拶はこちら(日本語

   当日の写真

   
クニガミ会長挨拶
記念プレートの除幕
センター別館開所のテープカット
供与機材のデモンストレーション
式典の様子
高齢者の方々の合唱