邦人旅行者の盗難被害

平成30年3月27日
在ペルー日本国大使館

・ 邦人旅行者の盗難被害が以下のとおり続けて発生しています。29日(木)からセマナサンタの連休に入るところ,連休中は犯罪が増える傾向にあるとの報道もありますので,人混みの中,バスやタクシーに乗車中等,荷物の管理には十分注意してください。

1 発生日時:3月14日(水)午後3時頃
  発生場所:ガソリンスタンド内
  事件概要:リマ市チョリージョス区で流しのタクシーに乗車し,途中ガソリンスタンドに立ち寄った際,運転手が邦人に降りるよう促したので,携帯や貴重品の入ったキャリーバックをトランク内に置いたまま降りたところ,給油後タクシーはそのまま発車してしまった。

2 発生日時:3月24日(土)午後3時頃
  発生場所:リマ市旧市街の中華街
  事件概要:友人と2人で中華街を歩行中,肩にかけていたバックが引っ張られる感覚がありバックを確認したところ,ファスナーが開いた状態で財布やパスポート等が抜き取られていた。周囲を確認したところ,後方に6人の男がいたが犯人を特定することはできなかった。

3 対策等:
(1)流しのタクシーは利用せず,信用の高いタクシー会社を利用する。
(2)身の回り品から目を離さず,貴重品が入ったバック等は肌身から離さない。人混みの多い場所では,バックは胸の前にかかえる。
(3)人混みの中では,特に警戒心を維持し,時折周囲に視線を向けるなど,警戒心を顕示する。
(4)万が一,窃盗や強盗に遭遇した場合,抵抗することにより傷害,殺人事件に発展するケースがあることから絶対に抵抗はせず,身の安全を第一に行動する。