ペルー安全対策情報(邦人被害例等)(2018年1~3月分)

2018/4/2
在ペルー日本国大使館

1 一般犯罪・凶悪犯罪の傾向
(1)全般
 リマ市・カヤオ市を中心に依然として強盗,窃盗の被害が昼夜を問わず多発している。信号待ちの車両の窓ガラスを割って車内の荷物を持ち去る「窓割り強盗」や,通行中の歩行者のバッグ等所持品を狙った「路上強盗(ラケテオ)」,「ひったくり」,営業中のレストラン等に押し入る「レストラン強盗」等の発生のほか,外国人観光客を狙った路上強盗も発生している。また,強盗被害に遭った被害者(ペルー人)が抵抗したことにより殺害される事件も頻繁に発生していることから,万一,強盗被害に遭った場合は抵抗することなく,身の安全を優先することが肝要である。
(2)邦人被害例
 ア (置き引き)1月4日(木)午後9時頃,リマ市内アビアシオン通りにある日本食レストランにて,邦人旅行者が夕食後,足元の鞄から財布を取り出して支払いを済ませ,再び財布を同鞄に入れ足元に置いたところ,一瞬のうちに違う鞄とすり替えられてしまい,財布の入った鞄を盗まれた。防犯カメラの映像を確認したところ,後ろの席で食事をしていた2人組が鞄をすり替えていた。
 イ (ひったくり)1月10日(水)午前10時頃,リマ州バランカ町の路上にて,邦人旅行者がリュックサックをひったくられた。
 ウ (侵入盗)1月25日(木)午前7時頃,ピウラ市内のホテルにて,邦人旅行者が朝食を摂りに部屋をでて,30分後に戻ると,部屋の中においていたリュックサックが盗まれていた。
 エ (置き引き)2月6日(火)午前11時頃,クスコ市のCruz del Sur社バスターミナルにて,邦人旅行者がバスを降りる際,頭上の荷物置き場の荷物を取るため席を離れた隙に,座席に置いていたバッグを盗まれた。
 オ (スリ)2月13日(火),邦人旅行者がリマ市からチャンカイを訪問した際,背負っていたバッグのチャックをいつの間にか開けられ,パスポートを盗まれた。
 カ (窃盗)3月14日(水)午後3時頃,在留邦人がリマ市チョリージョス区で流しのタクシーに乗車し,途中でガソリンスタンドに立ち寄った際,運転手から車を降りるよう促されたので,貴重品の入ったキャリーバッグをトランク内に置いたまま降りたところ,給油後タクシーはそのまま発車した。
 キ (置き引き)3月20日(火)午前8時頃,邦人旅行者がリマ空港からタクシーで宿泊先に向かう途中,リマ市ミラフローレス区ラルコ通りで下車し,荷物を歩道において宿泊先の場所を確認していたところ,通りすがりの車に荷物を奪われた。
 ク (スリ)3月24日(土)午後3時頃,邦人旅行者が友人と2人でリマ市旧市街の中華街を歩行中,肩にかけていたバッグが引っ張られる感覚がありバッグを確認したところ,バッグのファスナーが開いた状態で財布やパスポート等が抜き取られていた。

2 テロ・爆弾事件発生状況
 アプリマック・エネ・マンタロ川渓谷(VRAEM)地域の一部地域では,引き続きテロリストと治安部隊との衝突が度々発生しており,非常事態宣言が延長されている。
 また,過去にはリマ市内で,目的不明なるも,手榴弾を路上に置き去る事案が発生していることから,不審物を発見した際は決して近づいたり触ったりすることなく,速やかに警察に通報し処理を委ねることが肝要である。

3 誘拐・脅迫事件発生状況
 リマ市では年少者を誘拐し親に身代金を要求する事案が発生しており,犯人は逮捕されているが,模倣犯には警戒する必要がある。
 また,建設関連業者等に対してみかじめ料等を求める脅迫,恐喝,殺人事件が発生している。