ペルー日系人協会主催ペルー日本人移住119周年及び日秘友好の日制定29周年記念行事（2018年4月4日開催）

　4月3日の「日秘友好の日」に関連して，ペルー日系人協会（APJ）主催によるペルー日本人移住119周年及び日秘友好の日制定29周年を記念する行事が，4月4日（水），リマ市内カンポ・デ・マルテ公園内の日秘友好の橋及び日秘文化会館において開催されました。
 
　カンポ・デ・マルテ公園内の日秘友好の橋の行事には土屋大使夫妻，ペルー日系人協会，ペルー日系婦人会，ラ・ウニオン運動場協会，ペルー沖縄県人会，日秘商工会議所の関係者他が出席しました。また，日系校であるヒデヨ・ノグチ校，ホセ・ガルベス校，ラ・ウニオン校，ラ・ビクトリア校及びサンタベアトリス校（幼稚園）からも児童・生徒の代表が参加しました。
　この行事においては来賓による献花の後，カルロス・ブリンガス・クレイセン　ヘスス・マリア区長，エドゥアルド・ヤナウラAPJ会長及び土屋大使による挨拶が行われました。また，ホセ・ガルベス校のハルミ・バレンシア・シマブクロさん（16歳）は日本語の挨拶で先駆移住者に対する感謝の気持ちを述べました。 　　　　　　　　　　　　（日秘友好の日を祈念する献花）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 （土屋大使の挨拶）
 
 　　　　　　　　　　　
　　　　（ハルミ・バレンシア・シマブクロ（中央）さんと式典に参加された皆さん）　　　　（式典に参加された皆さん）

 
　日秘文化会館大ホールにおいては，土屋大使夫妻，ペルー日系人協会他日系社会関係者，神内先駆者センターを利用している高齢者の皆さんが出席して先駆移住者に対する法要と式典が開催されました。
　法要に先立ちメキシコ裏千家淡交会の丸岡宗陽先生による献茶が行われた後，ペルー曹洞宗による法要と参加者による焼香が行われました。また，先駆移住者に対する追悼の辞をヤナウラAPJ会長が述べました。
　法要に続いて記念式典が行われ，日系子弟代表としてアケミ・タカハシ・ペラルタさんによる山形県出身の曾祖父母を偲ぶ日本語の挨拶やヤナウラAPJ会長及び土屋大使からの挨拶が行われました。また，ヤナウラ会長及び土屋大使から90歳を超える日系一世高齢者に対して感謝状
が贈られました。

                                                  
                                                                         （土屋大使の挨拶）                             （アケミ・タカハシ・ペラルタさんの挨拶）