アプリマック州とアレキパ州間の国道に対する非常事態宣言の延長
平成30年4月12日
在ペルー日本国大使館
・ アプリマック州とアレキパ州間の国道に対する治安対策のための非常事態宣言が6月10日まで延長。
1 ペルー政府は,4月11日付官報にて,鉱山問題を巡る治安対策のため,1月12日以降,国道PE-3SX線から同PE-34A線(アプリマック州グラウ郡プログレソ町からアレキパ州カイジョマ郡サンアントニオ・デ・チュカ町までの間)及び同国道から500mの範囲に発出している非常事態宣言を,6月10日まで延長する大統領令を公布しました(同国道は,基本的に鉱山関係車両の往来に使用されています。)。
2 同宣言の発出により,当該地域では同期間中,人身の自由,住居不可侵,集会及び通行の自由といった憲法で保障された権利の一部が制限されます。
3 つきましては,同地域は通常の観光ルートからは離れていますが,渡航・滞在を予定される方,及び既に滞在中の方は,報道等により,最新の情報の入手に努めるとともに,抗議デモや集会等,人が集まっている場所等を見かけた場合は決して近づかず,不測の事態に巻き込まれることがないよう,その場から速やかに離れるようにしてください。
併せて抗議活動が発生し暴徒化した場合の標的になる可能性のある政府機関や警察関連施設等の近辺には必要のない限り近づかないなど適切な安全対策を講じてください。