日本の地デジ技術でロシアサッカーW杯を楽しもう リマで地デジセミナー開催(4月24日開催)

平成30年4月25日

 4月24日,リマ市内ホテルにおいて,地デジの周知広報を目的とした運輸通信省主催地デジセミナーが開催され,ナカガワ運輸通信省通信副大臣,高木臨時代理大使ほかが出席しました。
 
 本年6月中旬からペルーが36年振りに出場するロシアサッカーW杯が開催されます。本セミナーでは,地デジ対応テレビ・アンテナを設置すれば無料でかつ高品質な映像を楽しめる日本の地デジのペルー国民全体の普及へ向け,日本やブラジル等の地デジ移行の経験の共有,また,ペルー政府や放送局の取組について発表がありました。
 
 運輸通信省が公表している地デジマスタープランによれば,リマにて2020年末にアナログ放送の終了が予定されています。今般のイベントをきっかけとしてペルーでの更なる地デジ普及が期待されます。なお,ペルーでは2009年にスペイン語圏で初めて地デジ日本方式(ISDB-T)を採用しており(ブラジルに次ぎ2か国目の同方式採用),日本は機材供与や専門家の派遣等の技術協力を通じ,ペルー政府とともに地デジ放送の普及を推進しています。