ロレト州プトゥマヨ郡に対する非常事態宣言の発出

2018/7/16
在ペルー日本国大使館
 
・治安対策のためロレト州プトゥマヨ郡(コロンビアとの国境地帯)に対し非常事態宣言が発出されました。
・同地域では,元FARCのメンバーの活動が確認されており,複数の誘拐事件等が発生していますので,同地域には不用意に立ち入らないようにしてください。

1 ペルー政府は,7月15日付官報にて,ロレト州プトゥマヨ郡(コロンビアとの国境地帯)に対する治安対策のため,7月16日から60日間(9月13日まで)の非常事態宣言を発出しました。同宣言により,当該地域では同期間中,人身の自由,住居不可侵,集会及び通行の自由といった憲法で保障された権利の一部が制限されます。

2 報道によれば同地域では,元FARCのメンバーが麻薬密輸にかかわっており,本年3月には同地域の住民がグループへの加入を強いられ,その後,誘拐されセルバ(森林地帯)内で10日間監禁される事件が発生した他,複数の誘拐事件も確認されています。

3 同地域に対しては,これまでも「危険情報レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」を発出しています。コロンビアと国境を接する地域は,犯罪組織による麻薬密輸ルートになっており,また,コロンビアのゲリラ組織の影響力が強いことから,不用意に同地域に立ち入れば,襲撃,誘拐といった不測の事態に巻き込まれる危険性があります。
つきましては,上記情勢に留意の上,同地域への不要不急の渡航は止めてください。やむを得ず渡航する場合には,報道等により最新の情報の入手に努め,特別な注意を払うとともに,十分な安全対策をとってください。