ペルー日本見返り資金による国立チャビン博物館国際研究保護修復センターの開所式(アンカシュ州ワリ郡,7月13日実施)
平成30年7月23日
7月13日,ペルー日本見返り資金※により建設された国立チャビン博物館国際研究保護修復センターの開所式がアンカシュ州ワリ郡チャビン・デ・ワンタル町で行われました。
※ ペルー日本見返り資金は,日本国政府のノン・プロジェクト無償資金協力および食料増産援助において実施されたプロジェクトの一定額がペルー政府にて積み立てられているものであり,その資金はペルー共和国のために使用されます。
国立チャビン博物館は,日本政府の一般文化無償協力により建設され,2008年7月に開館式が行われています。 今般,同博物館に隣接する国際研究保護修復センターが開所することにより,チャビン・デ・ワンタル遺跡の保護,普及,調査を通じて,歴史的・学術的な発展に加えて,地域経済の活性化及び観光開発を促進することが期待されます。
式典にはペルー側から,バルブエナ文化大臣,フェリペ文化副大臣,マルガレホ・ペルー国会文化委員会委員長,ロサレス・チャビン・デ・ワンタル町長,イマノ・ペルー日本見返り資金事務局長のほか,中央・地方政府や研究者,地元関係者らが出席し,日本側から高木昌弘在ペルー日本国大使館公使参事官および小谷知之JICAペルー事務所事業総括らが出席しました。
当日の写真
チャビン遺跡
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開所した国際研究保護修復センター
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センター隣接の国立チャビン博物館
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センター開所式の様子
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高木公使挨拶
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バルブエナ文化大臣挨拶
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センター開所のテープカット
(左から2番目がバルブエナ文化大臣)
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センター内の視察
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