邦人旅行者の自動車窓割り強盗被害
平成30年7月23日
在ペルー日本国大使館
1 事案概要
日時:7月21日(土)午後6時30分頃
場所:リマ旧市街近くのオスカル・R・ベナビデス通りとヒロン・ビクトル・サリア通りの交差点
概要:邦人旅行者2名がリマ国際空港に到着後,旅行会社手配のバンで移動中,上記の場所で信号待ちのため停車したところ,突然現れた1人の男にバンの右側後部の窓ガラスを割られ,座席においていた貴重品の入った鞄を奪われた。
2 自動車で移動する際の対策等
(1)スマートフォンやパソコンの使用は控える(犯罪を誘発するような行為は慎む。)。
(2)貴重品の入ったバッグ等は足下に置くなど車外から見えないようにする。
(3)信号や渋滞で停車する時や降車時は,周りへの警戒を怠らない。
(4)被害を最小限に留めるため,貴重品は分けて携行する。
(5)万が一強盗に遭遇した場合は,抵抗することにより傷害,殺人事件に発展する例もあることから絶対に抵抗せず,身の安全を最優先に行動する。
※先月もリマ市サン・ミゲル区ラ・マリーナ通りで,邦人旅行者に対する自動車窓割り強盗未遂事件が発生しました。これまでも空港方面と市内を結ぶ区間で,自動車窓割り強盗が発生していますので,同区間を移動する際は,特に注意が必要です。