日本の円借款による廃棄物処理施設等の完成式:サン・マルティン州タラポト(6月7日)

令和元年6月11日

 6月7日,サン・マルティン州タラポトにおいて,日本の円借款により整備が進められていた廃棄物処理施設等の完成式が行われ,デル・ソラール首相,ルイス環境大臣,バリオス生産大臣,上野JICAペルー事務所長のほか,当館から梶本参事官が出席しました。本プロジェクトは,日本の約4,760万ドル相当の円借款を活用し,廃棄物の収集・最終処理体制の整備・改善を行い,廃棄物の統合的な処理管理の能力の向上を図ることで,対象地域の自然環境および住民の生活環境の改善等に寄与することを目的としたものです。

 完成式ではペルー側関係者から,日本の協力に対して深い感謝の意が表されるとともに,ゴミの分別や資源の再利用を含む廃棄物の統合的な処理において,タラポトをペルー国内のモデルとしていく意欲が示されました。

 
(完成式の様子)


(完成した廃棄物最終処理場)