ジカウイルス感染症およびデング熱に対する注意喚起

2019/10/25
在ペルー日本国大使館

・ 今年8月1日,当国保健省はカハマルカ州におけるジカウイルス感染症およびデング熱患者の急増を受けた緊急事態宣言を発出しました。
・ 11月よりセルバ地域が雨期を迎えるにあたって,同地域での蚊の繁殖が予想されます。
・ これらの地域へ渡航される方におかれましては,下記ジカウイルス感染症およびデング熱に関する注意をご覧になり,防蚊対策などの対策をお勧めいたします

1 ジカウイルス感染症は,ネッタイシマカやヒトスジシマカなどの蚊によって媒介される感染症です。また,性交渉による感染や母子感染もあります。蚊に刺された後,2日~12日後(多くは2日~7日後)に発熱(37.2~38℃程),発疹の出現,目の充血(結膜炎),筋肉痛,関節痛,倦怠感などの症状が出ます。これらの症状は軽く,2~7日続いて治まります。また,感染しても症状が出ないこともあります。発症した後,神経障害(ギラン・バレー症候群)の後遺症や,妊婦に感染すると胎児に障害(小頭症)が出現する可能性があります。
 一方,デング熱もジカウイルス感染症と同じく,ネッタイシマカやヒトスジシマカなどの蚊によって媒介される感染症です。感染をすると4~7日間の潜伏期間を経て,高熱(38~40度)・頭痛・眼の奥の痛み・関節痛・筋肉痛・発疹などが出現し,1週間ほどで回復しますが,ときに出血傾向を伴い重症化することがあります。

2 ジカウイルス感染症に関して,妊婦及び妊娠の可能性がある方については,流行地への渡航を控えることを強くお勧めします。また,性行為により男性から女性パートナーへ感染した事例が報告されていますので,性行為による感染等のリスクを考慮した対応が必要となります。詳しくは,下記厚生労働省HPをご覧ください。

○参考情報: 
 厚生労働省 感染症についての情報「ジカウイルス感染症について」
 http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000109881.html 
 厚生労働省検疫所(FORTH) 感染症についての情報「デング熱」
 http://www.forth.go.jp/useful/infectious/name/name33.html
 国立感染症研究所 「デング熱」
 http://www.nih.go.jp/niid/ja/diseases/ta/dengue.html