第3回ペルー全国地震・津波防災訓練及び防災閣僚会議における緊急警報放送システム(EWBS)の活用

令和元年11月12日

  11月5日、リマ市サン・フアン・デ・ミラフローレス区のショッピングセンター「モール・デル・スール」で実施された防災訓練において、日本政府がペルーでの展開に取り組んでいるEWBSによる警報メッセージが大型ディスプレイに表示され、来場者が避難しました。また、リマ市サン・ボルハ区及びサンティアゴ・デ・スルコ区の訓練でもEWBS受信機が活用されました。
  さらに、同日、国家防災庁(INDECI)の国家緊急オペレーションセンター(COEN)で開催された防災閣僚会議室にも同受信機が設置され、地震・津波発生後の情報集約及び対応検討に活用されました。
 

●防災訓練(20時~)
 
モール・デル・スールの大型ディスプレイ(左:訓練前、右:訓練時)

大型ディスプレイを見上げるビスカラ大統領(中央)とマルトス国防大臣(右)(TVPerú映像から)
 
自治体の訓練で活用されたEWBS受信機(左:サン・ボルハ区、右:サンティアゴ・デ・スルコ区)

●防災閣僚会議(21時頃~COEN)
 
防災閣僚会議室に設置されたEWBS受信機(手前)