ワヌコ州・パスコ州一部地域に対する非常事態宣言の延長

令和2年9月28日
                                        在ペルー日本国大使館
○ペルー政府は、ワヌコ州プエルト・インカ郡,パスコ州オクサパンパ郡の一部の地域に対し発出されている組織犯罪対策のための非常事態宣言を延長しました(11月28日(土)まで)。
○同地域は,麻薬の原料となるコカの栽培や麻薬の密造が行われていると見られています。報道等により,最新の情報の入手に努めるとともに,不測の事態に巻き込まれることがないよう十分に注意してください。

1.ペルー政府は、9月27日(日)付の官報にて、ワヌコ州プエルト・インカ郡、パスコ州オクサパンパ郡の一部の地域に対して発出されている組織犯罪対策のため非常事態宣言を延長しました。

【非常事態宣言発出地域(9月30日(水)~11月28日(土)まで)】
(1)     ワヌコ州プエルト・インカ郡プエルト・インカ町、トウルナビスタ町、ユヤピチス町、コド・デル・ポスソ町、オノリア町
(2)     パスコ州オクサパンパ郡コンスティトゥシオン町、パルカス町、プエルト・ベルムデス町

2.同宣言の発出により、当該地域では警察と軍が治安対策にあたり、同期間中、人身の自由、住居の不可侵、集会の自由及び通行の自由といった憲法で保障された権利の一部が制限されます。

3.同地域は、麻薬の原料となるコカの栽培や麻薬の密造が行われていると見られています。同地域へ渡航・滞在を予定される方、及び既に滞在中の方は、報道等により、最新の情報の入手に努めるとともに、不測の事態に巻き込まれることがないよう十分に注意してください。

詳細については、官報をご確認ください(スペイン語のみ)。
https://busquedas.elperuano.pe/download/url/prorroga-del-estado-de-emergencia-declarado-en-los-distritos-decreto-supremo-n-158-2020-pcm-1888171-2