ペルー海外安全対策情報(2021年1月~3月:邦人被害例等)

2021/4/1
在ペルー日本国大使館
ペルー安全対策情報(邦人被害例等)(2021年1~3月分)。最新の治安情報を入手し、十分注意してください。

1 一般犯罪・凶悪犯罪の傾向
(1)全般
ア これまで外出制限の影響に伴い各地で減少していた一般犯罪の発生件数は、現在では国家緊急事態令による制限開始前の昨年3月と同水準にまで戻っており、ミラフローレス地区等を中心に日中でもオートバイを使用した犯人らによる、ひったくりや強盗が多発している。また銀行のATMから現金を下ろした者を出口付近で確認し後をつけ、人気のいない場所でけん銃を突きつけ襲うといった従来からの手口の強盗がリマ市内を中心に再び発生するようになっており、注意を要する。
イ 当面の間は携帯電話を狙った、ひったくりの発生の増加が予想される。外出時は自分の持っている携帯電話は犯人にとって「高級品」であることを自覚し、十分注意することが肝要である。

(2)犯罪被害例等 
ア (強盗) 米国人の観光客が銀行にてドル現金を引き出した後、付近の両替所に換金に赴いたところ、換金所内で武装した強盗に襲われ、現金や身につけていた貴金属の装飾品を奪われた。(リマ市ミラフローレス区)

イ(タクシー強盗)ペルー人女性が、夜7時頃、サン・イシドロ地区にて、アプリタクシーが見つからなかったため、流しのタクシーに乗車した。見た目は通常のタクシーと異ならなかったが、乗車後、窓が閉まっているのを不審に思い、運転手に窓を開けるように言ったが、壊れて動かないと開けることを拒否されたため、危険に思い家族に所在地を連絡しようとしていたところ、サン・イシドロ区コルパック地区付近で武装した2名の男が乗り込んできた。車中で銃器を向けて脅され、暴行を加えられ、所持金を奪われた上、所持していた銀行のカードの暗唱番号を聞き出され、4万ソレースの不正な取引を行われた。(リマ市サン・イシドロ地区)

2 テロ・爆弾事件発生状況
アプリマック・エネ・マンタロ川渓谷(VRAEM)地域の一部地域では、引き続き武装組織と治安部隊との衝突が度々発生しており、非常事態宣言が延長されている。
また、過去にはリマ市内で、手榴弾を路上に置き去る事案が発生していることから、不審物を発見した際は決して近づいたり触ったりすることなく、速やかに警察に通報し処理を委ねることが肝要である。

3 誘拐・脅迫事件発生状況
ペルーではリマ市を含む各地で、年少者被害の誘拐や、ATMから現金を引き下ろさせる目的の誘拐強盗(短時間誘拐)が発生している。
また、建設関連業者等に対してみかじめ料等を求める脅迫、恐喝、殺人事件が発生している。普段からパターン化した行動を避け、犯人に行動を予知されないようにすることが肝要である。