大使の挨拶

令和3年3月9日

令和2年春の外国人叙勲 勲章伝達式(オカダ氏)

本日の勲章伝達式に祝意を表する。

本勲章は両国の友好関係の促進に大きな貢献をされた方々に贈られるもの。

ペルーの独立200周年にあたる本年に本件勲章を伝達できることは有意義。
 
オカダ氏は会計士の肩書きを持ち、日系社会にとどまらず信頼の厚い人物。日秘外交関係140周年には、APJの副会長、会長を歴任され、多くの記念行事を成功に導かれた。その日ペルー関係強化への貢献は大きい。

広島県人会の中でも要職を歴任、会員間の交流を深めると共に、会を通じて日本とペルーの相互理解促進にも務められた。広島県は私の出身県でもあり、私からも感謝をお伝えしたい。

日系社会でのリーダーシップに加え、ペルーにおける日本食や日本酒普及にも貢献されるなど、幅広く活躍されている。笑顔が印象的で、大変気さくな方との印象。ご両親から学ばれたという正直さ、規律、尊敬、責任感、公平性、等の価値観を大切に、これからもお元気でご活躍いただきたい。
 
2023年には、日ペルー外交関係樹立150周年という重要な年を迎える。引き続き日本の大の友人として、お力添えをいただければ幸甚。

改めて、ご功績が高く評価され受章となったことに心からの祝意を表する。