大使の挨拶

令和2年12月22日

日秘移住100周年記念病院15周年式典

ホサカAPJ会長、
イゲ院長、
皆様、
 
こんにちは。私は9月中旬にペルーに赴任しました。初めての南米経験となりますが、当地での今後の仕事と生活をとても楽しみにしています。
 
さて、日秘100周年記念病院の創立15周年を心よりお祝い申し上げます。同時に、新型コロナウイルス感染症のパンデミックという非常に困難な状況下において、強い責任感と使命感のもとに医療活動に従事されている関係者の皆さまに衷心より敬意と謝意を表します。
 
この病院は、日本人ペルー移住100周年の記念事業として、2005年に、多くの方のご尽力の下に設立されたと伺いました。また、2009年には日本移民110周年の記念事業として増築も行われ、より一層多くの方に良質な医療が提供されるようになったことは、誠に喜ばしいことです。
 
日本とペルーの心の絆のシンボルとも言えるこの病院が、引き続きペルー国民に信頼される病院として、困難を乗り越えさらに発展していくことを心より期待いたします。
 
日本政府は、古くからの友好国であるペルーとともにCOVID-19による危機を克服すべく、引き続き積極的に国際的協力に取り組み、両国の協力関係をさらに深化させる所存です。
 
私自身、できる限り早い機会に病院を視察させて頂きたいと希望しています。

また、ご視聴いただいた皆様と直接顔を合わせられる日を楽しみにしております。ご清聴ありがとうございました。