マドレ・デ・ディオス州における水害に対する緊急援助-ペルー・日本見返り資金による食料キットの供与-(2021年6月15日実施)
令和3年6月15日
ペルー・日本見返り資金※事務局は、ペルー共和国マドレ・デ・ディオス州における豪雨及び河川氾濫による水害に対し、同州政府からの要請を受け、食料キット(改良米15キロ、豆類6キロ、パスタ麺6キロ、植物油2リットル、砂糖6キロ、オートミール170グラム6袋、塩1キロ、ツナ缶10個、牛乳410グラム缶6個)を1,332セット分、供与しました。
※ペルー・日本見返り資金は、日本国政府のノン・プロジェクト無償資金協力および食糧増産援助において実施されたプロジェクトの一定額がペルー政府に積み立てられているものであり、その資金はペルー共和国のために使用されます。
15日11時半より、ケレル・レンヒフォ・タンボパタ郡長ほかの各首長、アドルフォ・クレメント・マドレ・デ・ディオス州事務統括官、ホセ・ゴンサレス国際協力庁(APCI)長官、マルガリータ・イマノ・ペルー・日本見返り資金事務局長、中川岳春JICAペルー事務所長が参加し、同キットのオンライン供与式を実施しました。供与式では、片山和之大使がビデオメッセージを送り、引渡しの際に、ペルー側より、ペルー・日本見返り資金による援助に対する感謝が述べられました。
本年2月にマドレ・デ・ディオス州のマドレ・デ・ディオス川、タンボパタ川等の氾濫により発生した洪水で、多くの人々が住居を失うなどの被害が発生しました。マドレ・デ・ディオス州の地域防災局の情報によれば、同州全体での被災世帯は1,332世帯、6,660名に上っています。
片山大使のビデオメッセージはこちら
写真(供与式の様子)
オンライン供与式の様子 |
片山大使挨拶 |
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食料キット供与の様子 |
マドレ・デ・ディオス州の2月の洪水の様子 |