大使の挨拶

令和2年10月29日

国立脳神経科学研究所(INCN)「遠隔脳卒中科」開設式

マセッティ保健大臣をはじめ、参加者の皆さま、こんにちは。大臣とは先週保健省での日本のロータリー・クラブからのフェイス・シールド供与式で直接お会いしました。本日もオンラインでお会いでき誠に光栄です。
本日はご招待いただき、ありがとうございます。
 
冒頭、新型コロナウイルス感染症のパンデミックという非常に困難な状況において医療に従事されている皆さまに敬意と謝意を表するとともに、本日10月29日「世界脳卒中デー」の「遠隔脳卒中科」開設にお祝いを申し上げます。
 
ご案内のとおり、「遠隔脳卒中科」の医療情報連携システムにはアルム社の医療アプリケーション「Join」が導入されており、日本企業の高い技術力がペルーの脳疾患医療に活用されることをうれしく思います。また、今回の「遠隔脳卒中科」開設には、米国ワシントン大学や日本のアルム社、ペルー保健省、INCNが連携しており、国際協力の観点からも非常に素晴らしいプロジェクトであると考えます。
 
今後、INCNがペルーにおける遠隔医療の拠点となることを期待するとともに、日本政府・大使館としても、引き続き知見の共有や技術的な協力を通じてペルーの持続可能な発展に貢献していきたいと思います。
ありがとうございました。