寄稿文
令和2年11月28日
第17回外務省研修生OB会中南米大会記念誌
17回目の外務省研修生OB・OG会中南米大会の実施を、心よりお慶び申し上げます。世界中で活躍されている元外務省研修生の皆様が2年に1度意見交換を行う機会は大変貴重です。今次大会開催は、コロナ禍で厳しい状況にありましたが、粘り強い準備を行われ、ヴァーチャルでの実施につなげられたのは大変素晴らしいことだと思います。その結果、私自身も国別セッションに参加することができました。そして、皆様と率直な意見交換を実施することができたのは、非常に有益な経験となりました。
日本とペルーは、1873年にアジアと中南米の間では初となる外交関係を樹立し、以降、今日に至るまで友好関係を発展させてきました。1899年にカヤオ港に790名が到着したことからはじまった日本移民の歴史も中南米で最も古いものです。私自身は9月中旬にペルーに赴任し南米勤務は初めてですが、ペルーの皆様の日本及び日本人に対する大変温かい気持ちを、ペルーでの日々の仕事を通じて感じております。それは、何よりもペルー社会における日系の皆様のご活躍とその成果に対する高い評価と信頼が根本にあるのだと思います。そして、元研修生の皆様の貢献が非常に重要であることは、言を俟たないものです。
昨年は、移住120周年を記念し、眞子内親王殿下が当地を訪問されました。また、明年はペルーの独立200周年、東京オリンピック・パラリンピック、2023年は日秘外交関係樹立150周年というペルーや日ペルー関係にとって節目の年が続きます。これらの重要な機会において、元研修生の皆様、また日系人社会が、日ペルー両国・地域間の発展において、更に大きな貢献を果たされることを祈念いたします。
当館としても、日本の良き理解者でもある皆様と、より一層緊密に連携し、新型コロナウイルスの感染拡大によるパンデミックという困難を共に乗り越え、二人三脚で進んでいく所存です。皆様が開催される行事にはいつでも喜んで参加したいと思いますので、どうぞ気軽に声をかけていただければ幸いです。
最後に、元研修生の皆様の健康とご活躍、また、日系社会、そして外務省研修生OB・OG会のさらなる発展を祈念いたします。
日本とペルーは、1873年にアジアと中南米の間では初となる外交関係を樹立し、以降、今日に至るまで友好関係を発展させてきました。1899年にカヤオ港に790名が到着したことからはじまった日本移民の歴史も中南米で最も古いものです。私自身は9月中旬にペルーに赴任し南米勤務は初めてですが、ペルーの皆様の日本及び日本人に対する大変温かい気持ちを、ペルーでの日々の仕事を通じて感じております。それは、何よりもペルー社会における日系の皆様のご活躍とその成果に対する高い評価と信頼が根本にあるのだと思います。そして、元研修生の皆様の貢献が非常に重要であることは、言を俟たないものです。
昨年は、移住120周年を記念し、眞子内親王殿下が当地を訪問されました。また、明年はペルーの独立200周年、東京オリンピック・パラリンピック、2023年は日秘外交関係樹立150周年というペルーや日ペルー関係にとって節目の年が続きます。これらの重要な機会において、元研修生の皆様、また日系人社会が、日ペルー両国・地域間の発展において、更に大きな貢献を果たされることを祈念いたします。
当館としても、日本の良き理解者でもある皆様と、より一層緊密に連携し、新型コロナウイルスの感染拡大によるパンデミックという困難を共に乗り越え、二人三脚で進んでいく所存です。皆様が開催される行事にはいつでも喜んで参加したいと思いますので、どうぞ気軽に声をかけていただければ幸いです。
最後に、元研修生の皆様の健康とご活躍、また、日系社会、そして外務省研修生OB・OG会のさらなる発展を祈念いたします。