大使の挨拶

御参加の皆様、
 
おはようございます。
 
先ず、今回の豪雨により被害に遭われた方々に、謹んでお見舞い申し上げます。一刻も早い復旧・復興を心よりお祈りします。
 
多数の被災者の方々が困難に見舞われ、援助を必要とされている中、ペルー・日本見返り資金を使用して今回総額約320,000ソル相当の食料キットが供与されることを大変意義深く感じます。今回の供与の実現に尽力いただいた見返り資金事務局に感謝を申し上げます。
 
日本とペルーは、水害、地震、津波等の自然災害の経験や知見を共有することから長年にわたり洪水対策を始め、様々な防災分野で協力してきました。こうした中、2014年には、約90百万ドルの災害復旧スタンドバイ借款を締結しました。これにより、ペルー政府からの要請に基づき、災害復旧を支援するための迅速な貸し付けが可能となっています。また、現在ペルー政府と協力している洪水対策等を通じ、支援を継続してまいります。
 
今回の支援が両国の友好関係の更なる深化に繋がることを期待します。また、速やかに復旧・復興が行われ、被災地域が元の暮らしを取り戻すことが出来るようになることを切に希望します。
 
ありがとうございました。