大使の挨拶

令和3年7月28日

APJ・AELU・キョウダイ・レミッタンス三者共催 「ペルー独立200周年記念イベント~Contigo Perú~」

ペルーの皆様、こんばんは。
日本の皆様におかれては、おはようございます。
 
「ペルー独立200周年記念イベント~Contigo Perú~」開催に際し、大使館を代表して一言心よりお祝いを申し上げます。
 
また、本イベントを主催されたペルー日系人協会(APJ)、ラ・ウニオン運動場協会(AELU)、キョウダイ・レミッタンスの関係者に対し、謹んで敬意を表します。
 
ペルー独立200周年という記念の年に、在ペルー日本国大使として在任していることをとても幸運に思います。今年は、大統領・議会選挙も行われ、また、大使館新事務所も竣工する等、大きな節目の年です。
 
皆様の力を借りて、現在の良好な二国間関係を更に発展させるべく引き続き微力を尽くしたいと思いますので宜しくお願い申し上げます。
 
100年前の独立100周年には、日本人社会からペルー側にマンコ・カパック像が寄贈され、当時のレギア大統領列席の下でお披露目式があったと伺っています。現在、マンコ・カパック公園に設置されている像を私も1度見に行きました。
 
独立200周年、そして日系人移住122周年の本年、ご承知のとおり、ペルー日系社会は、世界で3番目の規模にまで発展を遂げました。日本から移住された方々とその子々孫々は、数多くの困難を勤勉・誠実に乗り越え、ペルー社会の信頼と尊敬を勝ち取り、しっかりと根を下ろしてこられました。
 
今や様々な世代の日系人が各分野で活躍され、両国の架け橋の重要な役割を果たされていることを誇りに思います。また、皆様が築いてこられたペルー日系社会の歴史や、その中で守ってこられた価値観が、未来を担う世代にも引き継がれていくことを願います。
 
終わりに、一刻も早くパンデミックが終息し、より多くの皆様と直接対面できる日が近いことを期待しつつ、皆様のご健勝並びにペルー及び日系社会の益々のご発展を祈念して、私の挨拶といたします。
 
ありがとうございました。