第2回ペルー全国バーチャル日本語弁論大会

令和3年11月7日
ペルー日系人協会 会長 アントニオ・イゼナ・シンザト様
ペルーで日本語を勉強している皆さん

こんにちは。共催団体として一言挨拶申し上げます。

昨年に続きペルーで日本語弁論大会に出席できることを嬉しく思います。これまで私は、米国、中国、欧州、東南アジア等でも、日本語弁論大会に審査員や来賓として出席してきました。

ペルーをはじめ、世界各国の最近の傾向として、幼い頃からアニメや漫画、J-POP、寿司など日本の文化に親しみを感じ、日本への純粋な関心から日本語を学ぶ若い方々が増えているように感じます。私は、日本語を学ぶ方々とお会いするたびに、毎回そのレベルの高さに驚かされます。ペルーは、10万人以上の日系人が存在し、日本との交流も盛んな国なので、皆さんが日本語を学ぶにはとても有利な環境にあると思います。

ある国の社会や人々を理解する最良の手段は、その国の言語を学ぶことです。日本語が分かるようになれば、日本という国がもっと近くに感じられると思います。例えば、日本のドラマや漫画をオリジナルの言葉で楽しむこともできますし、歴史や最先端技術についてもっと学ぶこともできるでしょう。私もスペイン語がうまくなるように勉強を続けたいと思います。

皆さんにとって、本日の弁論大会が日本語上達の更なるきっかけとなることを祈っています。そしてこれからも勉強を続けて、将来日本とペルーをつなぐ架け橋になってくれることを期待しています。

最後に、日頃から日本語学習の普及にご尽力いただいているペルー日系人協会、JICA及び日本語教師の皆様に心よりお礼を申し上げ、私の挨拶といたします。

どうもありがとうございます。
(了)