宮崎大学・国立サンマルコス大学 さくらサイエンスプログラム オープニングセレモニー

令和3年11月19日
みなさま、こんにちは。
 
この度は、宮崎大学とサンマルコス大学のさくらサイエンス・プログラムのセレモニーにお招きいただき誠にありがとうございます。日本大使館を代表し一言お祝い申し上げます。
 
1991年、サンマルコス大学医学部研究生の宮崎大学医学部への国費留学に始まった両大学の関係が、その後発展を続け、2018年には大学間交流協定を締結するに至り、今日まで継続していることは大変喜ばしいことです。関係者の皆様のご尽力に敬意を表します。
 
日本の国際的な学術協力の一環として2014年にスタートしたさくらサイエンス・プログラムは、各国の若者が最先端の科学技術や文化に触れ、日本の青少年との交流を通して互いに理解し合い、強固な関係性を築いていく機会を提供してきました。これまでの6年間で約33、000人に及ぶ、世界の将来を担う若者の招聘が実現しています。
 
日本は従来からペルーとの学術交流を重視してきました。実際に、これまで両国合わせて45の大学間で学術交流が行われているなど、優れた協力の実績があります。医学分野についても、日本の知見や経験を生かして今後更に協力関係を促進できればと思っています。そして今日のこの場が、両大学の学生及び研究者にとり、お互いの国や大学を更に深く知る第一歩になれば嬉しく思います。
 
2023年には日ペルー外交関係150周年を迎えます。ペルーは日本が中南米で最初に外交関係を結んだ国です。この記念すべき年に向けて、今日のような両国間の学術交流を大使館としても更に支援していきたいと考えています。
 
最後になりますが、両大学、ひいては両国の学術交流の更なる深化・発展を祈念して私の挨拶とさせていただきます。
 
ありがとうございました。
 
(了)