JICAの支援によるAPJ日秘百周年記念病院の血管造影装置施設再開所セレモニー

令和4年2月24日
アントニオ・イゼナ・ペルー日系人協会(APJ)会長、
セルヒオ・シギョウ・APJ医療部長、
マヌエル・イゲ・日秘百周年記念病院院長、
JICA小谷所長代理、
 
皆さま、おはようございます。
過去半年の間に私が日秘百周年記念病院を訪問するのは今回が4回目になります。それほど同病院の活動を大使館としても重要視している証でもあります。
 
今般、JICA日系社会助成事業の枠組により、日秘百周年記念病院の血管造影施設において医療機材の更新と改修工事が実施され、本日再オープンに至ったことに、大使館を代表して心からお祝いを申し上げます。
 
本日お披露目された血管造影施設の完成を以て、本病院における一連の今次JICAプロジェクトは全て完了しました。コロナ禍の厳しい状況にありながら、無事に資機材配備および改修が完了し、より一層質の高い医療提供が可能となったことに対して、関係者の皆様に感謝を申し上げます。
 
来年は両国外交関係樹立150周年を迎えるこの時期に設備の向上が図られたことは、両国関係にとっても、また、日系社会の地域医療への貢献という観点からも誠に意義深いことと言えましょう。
 
引き続き職員や関係者の皆様が一丸となってきめ細やかな医療サービスを提供し、ペルー人のニーズに応えられるリマ市の主要医療機関として運営されていくことを期待しています。
 
最後に、ペルー日系人協会(APJ)関係者を始め日秘百周年記念病院の皆様、そして、日系社会及び両国関係の今後益々の発展を祈念し、私の挨拶といたします。
 
ありがとうございました。