ワヌコ州・パスコ州・ウカヤリ州一部地域に対する非常事態宣言の延長

令和4年3月17日
在ペルー日本国大使館

○ペルー政府は、3月16日(水)付の官報にて、ワヌコ州プエルト・インカ郡、パスコ州オクサパンパ郡、ウカヤリ州アタラヤ郡一部地域に対し発出されている、組織犯罪対策のための非常事態宣言を60日間延長しました(3月17日(木)~5月15日(日))。 ○同地域は,麻薬の原料となるコカの栽培や麻薬の密造が行われていると見られています。報道等により、最新の情報の入手に努めるとともに、不測の事態に巻き込まれることがないよう十分に注意してください。 詳細については、官報をご確認ください(スペイン語のみ)。 https://busquedas.elperuano.pe/normaslegales/decreto-supremo-que-prorroga-el-estado-de-emergencia-declara-decreto-supremo-no-021-2022-pcm-2048976-1/ 1.非常事態宣言発出地域(3月17日(木)~5月15日(日)まで) (1)ワヌコ州プエルト・インカ郡プエルト・インカ町、トウルナビスタ町、ユヤピチス町、コド・デル・ポスソ町、オノリア町 (2)パスコ州オクサパンパ郡コンスティトゥシオン町、パルカス町、プエルト・ベルムデス町 (3)ウカヤリ州アタラヤ郡ライモンディ町、セパワ町、タワニア町 2.同宣言の発出により、当該地域では警察と軍が治安対策にあたり、期間中、人身の自由、住居の不可侵、集会の自由及び通行の自由といった憲法で保障された権利の一部が制限されます。 3.同地域は、麻薬の原料となるコカの栽培や麻薬の密造が行われていると見られています。同地域へ渡航・滞在を予定される方、及び既に滞在中の方は、報道等により、最新の情報の入手に努めるとともに、不測の事態に巻き込まれることがないよう十分に注意してください。