ペルー日系人協会(APJ)主催 神内先駆者センターの開設30周年記念のイベント「希望の色」展示会

令和4年8月22日

ご臨席の皆様、おはようございます 

 

神内先駆者センターが開所から30周年を迎えたことについてお喜び申し上げるとともに、本日の展示会の開会式にご招待頂き感謝申し上げます。 

日本大使館を代表して、一言ご挨拶申し上げます。 

 

本日の「Colores Esperanzaと名付けられた展示会で神内先駆者センターに通う皆様の日頃の成果を拝見することができるのはうれしいことです。また、ご指導頂いたフレディ・キンタナ先生にこの場を借りてお祝い申し上げます。 

 

本日は残念ながらこの後に予定されている2つの行事に参加できないため、この機会に我々が直面する高齢化問題とセンター設立の先見性について一言申し上げます。 

 

日本国内においても、高齢化は大きな社会問題であります。日本では65歳以上の高齢者の割合が既に人口の28%を超えました。ペルーはまだ若い社会ですが、いずれ同様の問題に直面する時期が来ると思います。  

 

ペルーの日系社会においては、そのような高齢化社会を見据えて、すでに30年前に、日系の高齢者の方々が集まれる場所として、神内先駆者センター開所されたことは関係者先見の明によるものと改めて感謝申し上げます。神内先駆者センターを開始するにあたっては、ここにおられるマルイ委員長をはじめとするたくさんの方々が尽力され、その気持ちに応えた 故 神内良一氏の協力が大きかったことと伺っております。神内先駆者センターの活動は、今後益々必要かつ重要となってきております。 

 

最後になりますが、日系の方々が健康的に長寿を謳歌できるよう、神内先駆者センターの益々の発展をお祈りするとともに、神内先駆者センターの活動を日々支えているペルー日系人協会及び神内先駆者センターの皆様のご苦労とご尽力に感謝申し上げます日本大使館と致しましても引き続き同センターを含め高齢化施設の充実を最大限側面支援して参りたいと存じます。 
 
ありがとうございました。